公的資金で作られたソフトウェアは、自由でオープンソースなソフトウェアでなければなりません。これにはたくさんの正当な理由があるのですが、政治家の多くはまだそれを知りません。
フリーソフトウェアは、すべての人にソフトウェアを使用、研究、共有、改良する権利を与えます。この権利は、言論、報道、プライバシーの自由など、他の基本的な自由を支えるものです。
あなたが協力できることがあります。私たちのメッセージをより大きくするため、オープンレターに署名しましょう。 37483 人の個人 と 232 の組織 が既に署名を行っています。 私たちはこのレターと署名をあなたの政治的代表者に手渡し、「Public Money? Public Code!」を理解してもらうよう努めます。
Public Money? Public Code!
公的機関が提供・利用するデジタルサービスは、21世紀の民主主義国家の重要なインフラです。信頼できるシステムを構築するためには、公的機関は、国家のデジタルインフラの中核となるソフトウェアとコンピュータシステムを完全にコントロールできなければなりません。しかし、今は下記のような制限のあるライセンスによってほとんどそのようにはなっていません。
- 公的資金で開発されたコードの共有や交換を禁じている。これは行政間の協力を妨げ、さらなる発展を妨げるものです。
- 競争を阻害することで独占を助長する。その結果、多くの行政機関が一握りの企業に依存するようになる。
- ソースコードへのアクセスを禁止することで、デジタルインフラのセキュリティに脅威を与えます。そのため、バックドアやセキュリティホールの修正は、完全に不可能ではないにしても、極めて困難です。
良いアイデアやソリューションの共有を促進するようなソフトウェアが必要です。それにより、ヨーロッパ中の人々のためのITサービスを向上させることができるでしょう。選択、アクセス、競争の自由を保証するソフトウェアが必要です。公共機関が重要なデジタルインフラを完全にコントロールし、一握りの企業から独立した状態を維持できるようなソフトウェアが必要です。このような理由から、私たちは公共機関におけるフリー・オープンソース・ソフトウェアをサポートするよう代表者に呼びかけています。なぜなら:
- フリー・オープンソース・ソフトウェアは、誰もが日常的に使用しているアプリケーションを自由に使用、研究、共有、改良することができる現代の公共財です。
- フリーソフトウェアやオープンソースソフトウェアのライセンスは、制限的なライセンスをによって競争を阻害し、特定の企業のサービスへのロックインを防ぐためのものです。
- フリー・オープンソース・ソフトウェアであればソースコードへのアクセスができるため、サービスプロバイダーに依存しなくても、バックドアやセキュリティホールの修正が可能です。
公共機関は、税金で運営されています。彼らは、資金を最も効率的な方法で使うようにしなければなりません。公的資金で作ったものならば、パブリックコードであるべきです。
だからこそ、私たち以下の者は、私たちの代表者に呼びかけます。
“公共部門向けに開発された公的資金によるソフトウェアを、フリー・オープンソースソフトウェアのライセンスの下で一般に公開することを義務付ける法律を施行する。”
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